指導理念・指導方針

幼稚園の先生が弾くピアノに憧れて、自分も練習をがんばる子、大好きなあの曲が弾けるように、今日もコツコツ練習をがんばる子、いつかピアニストになりたくて、毎日何時間も練習をがんばる子、皆さん色々な想いや目標を持ちながらお教室に来て下さり、日々の練習をがんばっています。

幼稚園の年中さんから高校生、大人の方まで様々な年齢の方が来て下さり、目標も人それぞれ違います。ですが、１つだけ生徒さん全員に共通のことがあります。それは、

「良い演奏ができた時って、本当に楽しい！」

ということを、皆さん知っています。

言葉にするととても簡単そうに聞こえますが、この〝良い演奏〟というのはとても難しいことです。

どんな曲でもテクニック・表現力・その曲への理解など、様々なものを必要とします。それが人前で弾く発表会やコンクールであれば、緊張とも戦わなければならないので尚更大変です。

そのためにはレッスンで一緒に音楽を追求するのはもちろん、お家での練習が必要不可欠です。

そう考えると、ピアノという習い事は他の習い事に比べて大変かもしれません。ですがその分、他では味わえない達成感を味わえることはもちろん、本番当日に向けて計画的に曲を進めていく総合力も身につけることが出来ます。

生徒さんは十人十色です。

好みの曲も違えば、上手くいかないテクニックももちろん違います。表現力はあるけど譜読みは苦手、テクニックはあるけどなかなか感情がのせられない、練習したいけど部活が忙しくてなかなか時間がとれない…悩みは多岐に渡ります。

そんな中で講師である私に出来ることは、今この生徒さんが一番必要な練習を見分けること、プラスになる曲を与えること、家での練習方法を一緒に考えること、そして何より大事なのが私がお手本を弾いて生徒さんたちの引き出しを増やすこと、だと思っています。